SHIRUSHI GUIDE / 03
芳名板とは?
神社やお寺に奉納者の名前を残す板
境内や拝殿などで見かける、多くの人や会社の名前が並んだ板。芳名板の意味と、名前の載り方・残る期間を解説します。
芳名板とは?
神社やお寺の境内、拝殿、会館などで、多くの人や会社の名前が並んだ板を見ることがあります。こうしたもののひとつが「芳名板(ほうめいばん)」です。
「芳名」は、人の名前を敬って表す言葉です。奉納・奉賛・寄進などをした人の名前を記録し、掲示するための板が芳名板です。
どんな名前が載る?
掲載条件は寺社によって異なります。個人名だけの場合もあれば、家族名、会社名、団体名、店舗名などを掲載できる場合もあります。また、奉賛額によって、名前の大きさや掲載方法が変わることもあります。
芳名板にはどんなものがある?
素材や形式もさまざまです。今宮戎神社の社殿修復事業では、10万円以上の奉賛者について、会社名・氏名を真鍮板へレーザー刻印した芳名板を拝殿に設置すると案内しています。
下谷神社では御鎮座1300年記念事業にあたり、一万円以上の奉賛者を境内の芳名板へ掲示し、十万円以上については完成後に芳名を刻銘して、永く名前を留めるとしています。
芳名板なら名前はずっと残る?
必ずしもそうとは限りません。「永年保存」「永くその名を留める」と明記している寺社もあれば、掲載期間が明記されていない場合もあります。
そのため、「芳名板がある=永代」と考えるのではなく、募集要項を確認することが大切です。「しるし」では、名前が残る期間を確認できない場合には「不明」「要確認」として扱います。
玉垣や銅板との違い
玉垣では、石柱などそのものに名前を刻むことがあります。銅板奉納では、名前を書いた銅板が建築物の屋根などに使われます。芳名板では、奉納者の名前を一覧として残すことが中心です。
同じ奉賛事業でも、銅板と芳名板の両方に名前が残る場合があります。名前を「見える場所に残したい」のか、「建物の一部として残したい」のか。奉納を探すときのひとつの違いです。